愛犬を感染症から守ることは、飼い主様の重要な役割です。特に、他の犬との交流が多い散歩コースやドッグラン、ペットホテルなどを利用する機会がある場合、予防は欠かせません。
この記事では、広島エリアで生活する愛犬を持つ飼い主様が知っておきたい主な犬の感染症と、動物病院で推奨される予防接種の基本的なスケジュールについてご紹介します。
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1. 🦠 知っておきたい犬の主な感染症
予防接種の対象となる主な感染症には、命に関わる重篤な病気が含まれています。
1.1. 混合ワクチンで予防する病気(コアワクチン・ノンコアワクチン)
多くの動物病院で接種が推奨されている病気です。
- 犬パルボウイルス感染症:
- 非常に強い感染力と致死率を持つ病気です。特に子犬は重度の下痢や嘔吐を引き起こし、命に関わります。
- 犬ジステンパーウイルス感染症:
- 発熱、呼吸器症状、下痢、そして最終的には神経症状を引き起こす、恐ろしい病気です。
- 犬アデノウイルス感染症(伝染性肝炎、呼吸器病):
- 肝炎や、いわゆる「ケンネルコフ」と呼ばれる咳を伴う呼吸器疾患の原因となります。
- 犬パラインフルエンザウイルス、レプトスピラ感染症など:
- 混合ワクチンの種類(5種、8種など)によって、予防できる病原体が異なります。特にレプトスピラは人にも感染する人獣共通感染症であり、広島のような地域でも注意が必要です。
1.2. 狂犬病(接種が義務付けられている病気)
- 狂犬病:
- 犬だけでなく人間を含む全ての哺乳類に感染し、発症するとほぼ100%死亡する極めて危険な人獣共通感染症です。
- **狂犬病予防法により、生後91日以上の犬は年1回の接種が法律で義務付けられています。**広島県内の動物病院でも必ず接種できます。
2. 🗓️ 動物病院での予防接種スケジュール(目安)
子犬期には複数回の接種が必要であり、成犬になってからも継続的な接種が必要です。
【子犬と成犬の予防接種スケジュール(リスト)】
| 対象 | 時期 | 接種ワクチン | 接種回数 | 備考 |
| 子犬 | 生後6~8週頃 | 混合ワクチン(初回) | 1回 | 母犬の抗体が残っている時期です。 |
| 子犬 | 生後12週頃 | 混合ワクチン(2回目) | 1回 | 免疫獲得のため重要な時期です。 |
| 子犬 | 生後16週頃 | 混合ワクチン(3回目) | 1回 | 確実に免疫を付けるための最終接種。 |
| 子犬 | 生後91日以降 | 狂犬病予防注射 | 1回 | 法律で義務付けられています。混合ワクチンとは接種時期をずらします。 |
| 成犬 | 毎年1回 | 狂犬病予防注射 | 1回 | 法律義務。 |
| 成犬 | 1~3年に1回 | 混合ワクチン | 1回 | 獣医師と相談し、生活環境に合わせて選択。 |
💡 広島市などの手続き:
狂犬病予防注射を接種した後、飼い主様は市役所や動物病院で登録と注射済票の交付手続きが必要です。初めて犬を飼う場合は、まず犬の登録(生涯に一度)も必要となります。
3. 予防接種を受ける動物病院選びの視点
予防接種は比較的簡単な処置ですが、接種後にまれにアナフィラキシーショックなどの副反応を起こす可能性があるため、以下の点に注目して病院を選びましょう。
- 事前の健康チェックの徹底:
- 接種前に必ず検温や聴診、体調チェックを丁寧に行ってくれるか。体調不良時には接種を延期することが重要です。
- ワクチンの種類と説明:
- 愛犬の生活環境(散歩ルート、ドッグランの利用頻度、川遊びの有無など)に合わせて、**必要なワクチンの種類(レプトスピラを含むかなど)**について詳しく説明してくれるか。
- 緊急対応体制:
- 接種直後の副反応に備え、接種後15~30分間は病院内で待機するよう指示があるか、また、その際の緊急対応体制が整っているか。
4. まとめ:予防で愛犬を病気から守る
広島で生活する愛犬の健康を守るためには、混合ワクチンと狂犬病予防注射の正しい知識とスケジュール管理が不可欠です。
接種スケジュールは愛犬の健康状態や過去の接種歴によって変わりますので、必ずかかりつけの動物病院と相談し、最適な予防計画を立てましょう。



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