宮島水族館(みやじマリン)で、来館者から最も熱い視線を集めるアイドルのひとつがコツメカワウソです。小さな手足と愛らしい仕草で、私たちを魅了してやまないカワウソたち。
宮島水族館の**「カワウソプール」**は、彼らの「食べる・寝る・遊ぶ」といった日常生活を間近で観察できるよう工夫されており、そのコミカルな動きの裏側にある驚きの生態を知ることができます。
この記事では、コツメカワウソの展示の魅力と、彼らの暮らしから見えてくるユニークな生態についてご紹介します。
※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。
1. 宮島水族館の展示:カワウソの「遊び」に注目
宮島水族館の「カワウソプール」は、2つの展示室が天井近くの透明なパイプで繋がれているのが特徴です。
- 頭上を歩く姿: 運が良ければ、パイプの中を移動するカワウソを頭上から見上げる体験ができます。彼らが陸上を移動する際の、ユーモラスで素早い動きを間近で観察できる絶好のチャンスです。
- 社会性の高い集団生活: コツメカワウソはカワウソの仲間の中でも珍しく、家族を中心とした大きな群れで生活する社会性の高い動物です。展示でも複数頭が仲良く暮らしている様子が観察でき、お互いにじゃれ合ったり、身を寄せ合って休んだりする姿が見られます。
2. コツメカワウソの驚きの生態:「食べる」の秘密
コツメカワウソの可愛らしい仕草の代表格といえば、両手で食べ物を持つ姿です。その行動の裏には、彼らの体のユニークな特徴があります。
器用な「手」と賢い食事
- 「小さな爪」の秘密: 名前の通り、コツメカワウソは他のカワウソに比べて爪が小さく、指先の感覚が非常に優れています。野生下では、この器用な手を使って砂や泥の中からカニや貝、魚などを探し当て、捕獲します。
- 賢く食べる工夫: 飼育下では、魚やエビ、専用フードなどを与えられますが、野生のコツメカワウソは、貝を岩に打ち付けて割るなど、道具のように手や環境を使って食事をする知恵を持っています。水族館でごはんを食べる姿は、彼らの高い知性と器用な手の動きを観察する機会です。

3. コツメカワウソの生態:活発な「寝る」と「遊ぶ」
コツメカワウソは、夜行性や薄明薄暮性(夕方や明け方に活発になる)の傾向がありますが、飼育下では日中も活発に動く姿を観察できます。
遊びと休息のユニークな習慣
| 習性 | 行動の特徴 |
| 遊ぶ(活動) | 好奇心旺盛で、水に入って泳いだり、水槽内の岩や丸太で遊んだりと、常に活発に動き回ります。この活発さの維持には、非常に多くの食事(体重の約10%)が必要です。 |
| 寝る(休息) | 日中でも休息をとりますが、群れで身を寄せ合って寝ていることが多く、社会性の高さがうかがえます。時には、丸太の上や岩陰など、お気に入りの場所で丸くなって寝る姿も見られます。 |
| ふれあい | 宮島水族館では、カワウソに焦点を当てたイベントを随時開催していることがあります。イベント内容は時期や条件により変更されるため、最新情報は公式情報をご確認ください。 |
宮島水族館に訪れた際は、ぜひコツメカワウソのプールで少し立ち止まって、彼らのコミカルな動き一つひとつに隠された、生命の知恵と魅力を感じ取ってみてください。


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