「空飛ぶざぶとん」の正体!アカエイ・ホシエイなど宮島水族館のエイの種類と観察の面白さ

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宮島水族館(みやじマリン)の広大な大水槽を訪れると、多くの魚たちに混じって、ゆらゆらと水の中を優雅に舞う巨大な生き物に出会います。その姿は、まるで大きな「ざぶとん」が空を飛んでいるよう。彼らの正体はエイの仲間です。

宮島水族館では、地元瀬戸内海にも生息するアカエイや、特徴的な見た目のホシエイなど、複数の種類のエイを飼育展示しています。

この記事では、宮島水族館で会えるエイの種類と、彼らのユニークな泳ぎ方や体の構造からわかる観察の面白さをご紹介します。

※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。


1. 宮島水族館で出会える主なエイの種類

宮島水族館では、水槽の底にいることが多い種類から、水槽の中層を活発に泳ぎ回る種類まで、複数のエイが暮らしています。

宮島水族館で飼育されているエイの例

種類主な特徴と観察のポイント
アカエイ日本の沿岸で広く見られる種類。体盤は菱形で、普段は砂の中に潜っていることが多いですが、水槽の底で休む姿や、ゆったりと泳ぐ姿も観察できます。
ホシエイ体盤が大きく、成長すると1.8mを超えることもある大型のエイ。背中に**白い小さな斑点(星)**が不規則に並んでいるのが名前の由来で、アカエイとの見分けポイントです。
その他のエイ上記のほかにも、宮島水族館では現在、計4種類程度のエイが飼育されています。種類によって泳ぎ方や体の模様が異なるため、ぜひ見比べてみてください。

2. 「空飛ぶざぶとん」の秘密:エイの泳ぎ方

エイが水槽の中を優雅に移動する姿は、まるで水の中を羽ばたいているように見えます。このユニークな泳ぎは、彼らの体の特徴から生まれています。

  • ヒレで「羽ばたく」: エイの広い体盤は、胸びれが大きく発達したものです。彼らはこの胸びれの両端を波打たせるようにひらひらと動かし、推進力を生み出します。その動きは、鳥が翼を使って空気を押す動作に非常に似ているため、「空飛ぶざぶとん」と表現されるのです。
  • 底生生活への適応: アカエイやホシエイの仲間は、海底に生息し、砂の中に潜って身を隠すこともあります。体が平たいのは、この底生生活に適応した結果であり、水中を移動する際には浮力を利用して効率よく動いています。

3. エイの「もう一つの顔」と生態の面白さ

エイの観察の面白さは、その泳ぎ方だけではありません。水槽のガラスに腹側を向けているときにこそ見られる、驚きの構造があります。

  • 笑っているようで泣いている顔? エイが水槽のガラスに張り付いたり、腹側を見せて泳いだりしているとき、白いお腹に目や口のように見える部分があります。実はこれは、正面から見た際の鼻の穴(噴水孔)や口などです。特に口元の表情は、人間が感情を読み取ってしまうほどユニークで、水族館の「泣きっ面にエイ?」というコラムなどでも話題になるほどです。
  • 獲物を食べる能力: エイは、魚類の中でもサメと同じ軟骨魚類に分類され、顎の力が強く、上下の丈夫な歯で貝や甲殻類の硬い殻を噛み砕いて食べる能力を持っています。宮島水族館がある瀬戸内海では、ナルトビエイなどの一部のエイが、アサリなどの二枚貝を食べることから、漁業関係者の間でその食欲が話題になることもあります。

宮島水族館の大きな水槽で、水の中を舞うエイたちをじっくり観察し、その優雅な姿と、ユーモラスな「顔」を見つけて楽しんでみてください。

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